管理人周り語録:た行

 

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体力の低下 【たいりょくのていか

分類:重要

 人体が老化するに連れて、その速度が早まる物。
 自分は関係無いと思っていても、いつか必ず訪れる世の無常と言える。

 体力が低下すると、疲れ易くなったり病気の免疫が弱くなったりとロクな事が無いが、体力が低下した頃にこそ時間外業務だの休日出勤だのが重なるのが困りもの。
 ドリンク剤等を使う事で、体力の低下をカバー出来ない事も無いが、所詮はドーピングなので基礎体力を上げる様に努力する方が吉である。

 


試してみたくなる 【ためしてみたくなる

分類:心理

 漫画や映画、格闘ゲーム等でアクションや必殺技等を見た際にそれを試してみたくなる読者やユーザーの心理。

 子供が覚え易い物だったり、無茶苦茶でもそれっぽい理屈の元で成り立っていたりすると、試してみたくなるのが人のサガ。
 古くは『仮面ライダー』の変身ポーズに始まり、『ドラゴンボール』のかめはめ波や、『グラップラー刃牙』の三戦、『るろうに剣心』の二重の極み等が挙げられる。

 勿論、大抵の場合は成功しない。


駄目レバー 【だめればー

分類:名称

 DCのSEGA純正レバーの事。
 肝心のレバー部の軸が何やらおかしく、ピンピン跳ねてしまう駄目っぷりに由来。

 管理人の回りの購入者殆どが『駄目』と烙印を押す程、レバーに安定性が無い。
 一度カバーを開け、レバー部分に安定する様にワッシャ等を噛ませると大分安定する模様。

 その後、ASCII製のレバーも出た様だが、こちらの批評は特に聞こえない。


旅立つ 【たびだつ

分類:比喩

 格闘ゲームで、突進技や飛び道具等、相手キャラと全然違う方向に放つ事。
 飛び越した直後や、3Dゲーム等にありがちで、概ね多大な隙を敵に晒す事になる。

分類:言い方の問題

 自分を見失ったり、自暴自棄になった心の弱い人間が、やたらとしたくなる物。

 何故したくなるのかは本人にも分からない事が多い。
 また、大抵の場合は旅に出たところで解決しない。

 因みに、人は傷つくと北に旅立つ傾向が有るらしい。
 言われてみれば確かに、思い当たる節が。


ダン 【だん

分類:キャラクター

 CAPCOMの『ストリートファイター』シリーズに登場するキャラ。
 本名は火引弾。

 初登場は無印の『ストZERO』で、隠しキャラの常識をぶち破る『弱いキャラ』として参戦して来た。
 その性能は兎に角しょぼいの一点張りで、判定が弱い、気絶値が低い、技が使えない、と弱い要素が揃っている。
 が、彼の何よりの特徴は、『挑発』に特化した性質である。

 通常、『ZERO』シリーズでは1ラウンドで1回しか出来ない挑発を無制限に利用出来る他、しゃがんでいても空中でも行う事が可能。
 更には、唯々挑発を繰り返すだけのスーパーコンボや、どのボタンを押しても挑発しか出せなくなるスーパーコンボまで持っている。

 デザインが『龍虎の拳』のリョウ+ロバートであったり、勝利ポーズが同じく『龍虎の拳』のユリと同じだったりと、明かなバラエティキャラではあるが、作品によってはそれなりの性能を備えており、必ずしも最弱とは言えない不思議なキャラである。

 

関連

→挑発
→礼儀


Dante Must Die! 【だんて ますと だい!

分類:挑戦

 3Dアクションゲーム『Devil May Cry』シリーズの最高難易度の名称。
 DMDと略される事も有る。
 直訳すると『ダンテ死すべし!』。

 Hardモードよりも数倍レベルで敵の攻撃力や防御力、体力やアルゴリズムが強化されているだけに留まらず、主人公が悪魔の力を解放する事でパワーアップするデビルトリガー(通称DT)を敵も利用して来るのが特徴。
 敵のDT発動条件は、部屋に入って一定時間が経った場合や、敵の眼前で他の敵を特定数殺して逆上させた場合等、タイトルやミッションによって様々。しかし一度DTを発動されると、多少の攻撃を物ともせずに怒濤の攻撃をしかけてくるというのは全シリーズ共通である。その為、喩え相手が雑魚でも、気を抜くと物の数秒でゲームオーバーとなってしまう事も多い。
 『DMC4』では、ボス敵も体力の低下に応じてDTを引く様になったが、DMDでは元々攻撃が激しいので余り気になる事は無い。

 このDMDモードの全ミッションをSランクでクリアする事こそが『DMC』ファンの目標であると言える。

 尚、DMDはHardをクリアした後に出現する最高難易度という位置付けではあるが、『DMC3』よりDMDをクリアすると『敵も自分も一撃で死ぬ』という特殊なモード『Heaven Or Hell』が登場。加えて、『DMC4』では『自分だけが一撃で死ぬ』という事実上のオワタ式モード『Hell And Hell』が登場し、やり込みユーザを奮起させた。

 

関連

→Devil May Cry


挑発 【ちょうはつ

分類:システム

 主に格闘ゲームに搭載されているシステムの事。
 敵の気力ゲージを奪う効果の有った『龍虎の拳』から派生した物の、多くの場合は単に相手を挑発したり、キャラを立たせる為だけに存在している事が多い。

 挑発に意味の有るゲームとしては、特定のCPUに特定の技を出させる事の出来る『餓狼伝説2』や、特殊ゲージを減らせる『KOF'94』、格闘ゲームでは無いが、敵に接近して挑発する事でスタイリッシュポイントを上げる事が出来る『DMC』シリーズ等が有る。

 

関連

→Devil May Cry
→魅せプレイ
→礼儀


チラ見 【ちらみ

分類:ずるい

 同一室内で、FPSのネットワーク対戦を行う際に相手のモニターをチラっと見る事。
 相手が何処に居るのか把握するだけに留まらず、可能ならば所持している武器やその弾数すら確認しようという魂胆の元で行われる。

 FPSの対戦に於いて、それぞれの居場所というのは勝敗に関わる最も重要な要素の1つであり、通常は経験や直感、痕跡等からそれを把握する必要が有る。
 しかし、同一室内で対戦する場合に限り、相手のモニターを見るだけでそれが分かるというとんでもない事をする事が可能。
 勿論卑怯な手段の為、バレたら集中砲火のターゲットにされてしまう他、PCの配置次第では全く不可能となる。

 尚、幾ら相手のモニターを見たところで、最低限ステージ構成くらいは覚えていないと無意味である。


低空○○ 【ていくう○○

分類:テクニック

 格闘ゲームにて、空中で出す事の出来る行動や技を、ジャンプ直後や着地際等の低空状態で出す事。
 簡易中段攻撃としての利用や奇襲等、ゲームやキャラ、性能等により用途はまちまちである。

 また、類似物としてジャンプ上昇と同時に出す、『昇り○○』と呼ばれる物も存在する。
 低空○○も含め、大抵はジャンプと同時にコマンド入力するよりも、コマンド入力の最後に上方向まで入れて、浮いたと同時にボタンを押す方法が一般的。
 空中で波動拳コマンドを行う場合は、下から右斜め上までレバーを動かし、身体が浮いたらボタンを押す、という方法で入力し、コマンド受付時間以内に飛んでいれば成立する。

主な例:

 


Devil May Cry 【でびる めい くらい

分類:スタイリッシュアクション

 CAPCOMが制作・販売している3Dアクションゲームのタイトル。もしくはそのシリーズの名称。
 『DMC』と略される事も有る。

 かつて魔界から人間界を護った伝説の悪魔・スパーダと、人間の女性・エヴァの間に生まれた主人公・ダンテを操作し、悪魔を狩るというのがシリーズの大筋。
 『DMC4』では悪魔の右腕を持つ青年・ネロが主人公となったが、特定のミッションではダンテを操作する事が出来る。

 元は『BIOHAZARD』シリーズの新作として創られていたが、余りにも方向性がシリーズから逸れてしまった事で、別作品として創られる事になった。
 剣と銃を携えた主人公を操作し、『如何にスタイリッシュに戦うか』を追求しながら悪魔達を薙ぎ払っていく爽快感が特徴。
 骨太で硬派な難易度を持つ反面、繰り返しのプレイに耐えうる調整がされており、上達した時の達成感を得られる絶妙な作り込みも秀逸である。

 本シリーズの特徴である『スタイリッシュさ』については、視覚的なキャラクターのアクションの良さだけでは無く、敵にコンボを決めたり、巧く攻撃を躱す事でスタイリッシュポイントが上昇していき、『D→C→B→A→S→SS→SSS』といった具合にスタイリッシュランクが表示される事で、具体的な評価が下される。
 基本的には、同じアクションを繰り返すばかりではスタイリッシュポイントは上がらず、様々な攻撃やアクションを組み合わせないと高評価を得る事は難しい。逆に、敵の付近で挑発を行ったり、特定の攻撃に対してカウンターを決めたりといった危険が伴うアクションを敢えて行う事で、一気にスタイリッシュポイントを稼ぐ事が出来たりもする。

 お察しの通り、管理人は『DMC』シリーズに頗る嵌った口であり、総プレイタイムは『DMC』及び『DMC3』が100時間以上、『DMC4』も70時間近くに達している。
 もし初代『DMC』にも『Bloody Palace』が有ったら、150時間を超えたに違いない。

 作品を時系列で並べると、『DMC3』→『DMC』→『DMC4』→『DMC2』となっており、『DMC3』は初代よりも前のエピソードという意味合いからか、タイトルロゴで『0』が表示された後に『3』が上書きされる演出が入る。
 メディアミックス作品も加えた場合の順番は、『小説版1作目』→『漫画版』→『DMC3』→『携帯アプリ版』→『DMC』→『アニメ版』→『DMC4』→『小説版2作目』→『DMC2』である。

 余談だが、『DMC2』は多くのファンから無かった事にされている。

 

関連

→スタイルチェンジ
→Dante Must Die!
→魅せプレイ
→もっさりっしゅアクション


でも死ね 【でもしね

分類:名台詞

 漫画『エアマスター』に於いて、坂本ジュリエッタが援助交際を持ち掛けて来た女子高生に向かって告げた言葉。
 正確には、「たとえばおまえらがその昔…」「幼き頃…」「捨てられて凍えてる仔犬を助けた事があるとしよう…」「でも死ね」。

 劇中でのジュリエッタがそうした様に、酌量の余地が有ったとしても許すつもりが無い、という意味合いで使うと効果的。
 但し、『死ね』という言葉部分は状況次第で差し替えないと友情に亀裂を入れるので要注意である。

 


天空のエスカフローネ 【てんくうのえすかふろーね

分類:アニメ

 それまで『Gガンダム』や『ガンダムW』、『幽遊白書』位しかアニメを観ていなかった管理人が、一時的にテレ東系アニメ(エヴァンゲリオン、ナデシコ等)に関心を持つきっかけとなったアニメ。

 事の発端は高校1年生の時、化学の非常勤講師(オタク)が
『このクラスは授業が進んでるから、ちょっと休みを入れよう』
 とか言い出して、授業中に視聴覚室でこのアニメの1話、2話を流したのが始まり。

 中途半端に観せられて、先が気になった管理人や他の生徒が、その教師に頼んで続きのビデオを借りる様になり、やがて『もっと良いのが有るよ?』という甘い言葉に釣られて『エヴァンゲリオン』にハマっていく事となった。
 当時のクラスの熱狂ぶりと言ったら、相当ヤバかった感が有る。

 因みに、この作品そのものは、素直に出来が良いと思える良作。
 後半話を急ぎ過ぎた節が有る物の、通して作画クオリティが高かった他、オケ系の荘厳なBGMや、オリエンタルな要素の入り交じったファンタジー的な世界観が印象的で、運命を題材にしたプロットとシナリオが非常に巧かった。

 尚、同名の漫画が2種類(?)有るが、少なくとも片方は中身が全くの別物。
 もう片方も、カバーを見る限りでは恐らく別と思われる。


ドーピングコンソメスープ 【どーぴんぐこんそめすーぷ

分類:ネタ

 漫画『魔人探偵 脳噛ネウロ』に登場したシェフ・至郎田正影が、長年の研究の結果たどりついた究極の料理。
 数えきれない食材・薬物を精密なバランスで配合し、特殊な味付けを施して煮込むこと七日七晩。血液や尿からは決して検出されず、なおかつ全ての薬物の効果も数倍。血管から注入たべることでさらに数倍になり、上半身の筋肉が極端に肥大化される効果を持つ。
 通称DCS。

 その異常な発想や異常な姿、強化された肉体で警察から逃げ切ろうとする衝撃の展開等が、『ネウロ』が推理漫画では無く娯楽漫画であると決定付け、一躍『ネウロ』の人気を広める事となった。
 その後も『ネウロ』では、良く言えば独特な、端的に言えば気の違えた持論の元で殺人を行う異常者達が描かれ続けてきたが、至郎田の人気は根強く、2作出たドラマCDのボーナストラックに出演している他、彼の経営する店の皿が実際に販売されるまでに至っている。

 


通り魔 【とおりま

分類:名称

 初代『ブシドーブレード』に於ける、対戦時の空蝉の事。

 あの格好で日本刀を振りかざしてダッシュする様は、妙に気合いの入ったボイスと相成って、通り魔そのもの。
 夜道であんなのが追っかけて来たら、逃げるしか無いだろう。

 


ドグサレ 【どぐされ

分類:中傷

 漫画『ジョジョの奇妙な冒険』で使われる罵詈雑言の1つで、とても腐ってる、の意。

 あの漫画は何だかこの類の言葉が多く、『ゴゴゴゴゴ…』や『ドドドドドド…』といった空気感(或いは雰囲気)を現す独特の擬音と共に、ジョジョ世界を理解する上で重要な役目を持っている『荒木節』の1つ。
 とっさに出て来る言葉の異常さに、登場キャラ達の必死さが垣間見える。

主な例:

 


特殊化の果てに有るのは緩やかな死 【とくしゅかのはてにあるのはゆるやかなし

分類:真理

 映画『攻殻機動隊』にて主人公・草薙素子が口にする台詞であり、世界の真理の1つ。
 特化し続けるという事は、同時に緩やかな終わりへと向かっていく事に限り無く近い。

 ゲームを例にすると、STGや格闘ゲーム、音ゲーと呼ばれるジャンルが最もそれが端的に表れているのと言える。
 特殊化の内容はマニア向け路線だったりオタク向け路線だったりと様々だが、『より複雑に』、『より難しく』、『より人気の出るキャラ』を――と特殊化していった結果、特定のコアなファンを入手した物の、ライト層や一般層が離れ、衰退の道を辿っていく事となった。
 衰退はしても絶滅しないのは、それでも尚特殊化を続ける事で、特定のファンを囲っている為と思われる。

 一般大衆を意識すると全体的に内容が薄く、地味になりがちだが、ターゲットを絞って作り込むと今度は一部にしか売れないという事態になる為、この辺のバランスが非常に難しい。


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